アライグマいただきました

ハンターさんからアライグマをいただきまして、解体しました。
以下、毛がついたままの生々しい状態の写真等があります。
苦手なかたや見たくない人はこのまま画面を閉じてください。
ほかのかたは下に表示されている続きを読むをクリック、もしくは空白ののち、続きます。
 






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空白をあけたいので、写真の前にもう少しだけ文章を書きます。
アライグマの解体は初めてですが、お肉は以前にも少しだけ食べた事があります。
その時はソテーでいただきました。
臭みがなく、けれど獣らしい味がしっかりとしていて、肉として悪くない感じでした。

その時食べた個体の性別はわかりませんが、今回届いたのはオスのアライグマです。



アライグマの他に鹿と猪肉、それから魚を入れてくださっていました。
いつもありがとうございます。

アライグマにはダニがついていました。
解体しているときに元気いっぱい歩き回られては困りますので、数時間ほど冷凍。
ダニは家庭用冷蔵庫の冷凍温度では死なないらしいです。
数時間の冷凍では死なないのはわかっていますが、動きを悪くすることはできるかなと。

冷蔵庫へ入れなおして少し経ってからテーブルの上へ移動し、解体を始めました。



アライグマの解体は初めてですので届くまではものすっごくわくわくしてテンションあがっていましたけれど、実際に目にすると・・・

顔が可愛いんですよね。手のひらもぷにぷにと柔らかく気持ちよいですし・・・
毎回そうですが、解体する個体を見ると、自然に『ごめんね・・・』という気持ちになります。




お肉にしましょう。




はい、ブログではすぐに解体完了です。



解体しているときに、お肉を少し焼いて試食してみました。
赤身の味は悪くないのですが、脂にはしっかりと獣臭がありました。オスだったからにおいがきつかったのかも知れません。
美味しく食べたいので、できる限り脂をすき取ってから袋に入れました。
なのでバラ肉は一枚ずつに分かれています。

今回の個体は腸や胃袋などの消化管を取り除いた状態で送っていただきましたので、その他の臓器は残ったままです。
肺や気管は処分し、可食部分は各々わけて保存。
下の写真は肝臓、腎臓、心臓、舌、睾丸です。



その他に、ヒレ肉、アバラ骨、頬肉、頭の肉、それからハラミと思われる部位も残してあります。



ホルモン部分も少しだけ試食しています。
ハツ、美味しいです。今まで色々な動物のハツを食べてきましたが、どのいきものもハツは美味しかったです。
でもレバーに関しては、雑食小動物のものは美味しくありません。
マメは少しアンモニア風味がある気がします。
ハラミと思われる部分は今回初めてとりました。味にクセや臭みはないのですが、硬いというかゴムっぽい食感でした。
厚みはありませんのでジャーキーにしてみてもよいかも。もしくは、細切りにしてスパイシー香辛料でソテーとか美味しそうです。

今回、脳はとりませんでした。
罠にかかった後の止めさしで頭を銃で撃ったりするようですが、今回の頭蓋骨には穴があいていませんでした。
骨だけにしてその後有効活用していただきたいので、手足とともに知り合いのアクセサリ作家さんへお送りしました。



ジビエを解体した時にでる頭蓋骨や手足、綺麗な羽などは装身具等に生まれ変わります。
せっかくの命ですからできるだけ無駄にはしたくありません。加工できる友人がいて本当に嬉しいです。


アライグマの解体が終わった後、場所や道具を一度綺麗に洗ってから鹿と猪肉を小分けしました。



ここまでやっておくと後が楽ですものね。
すぐに使わないものは冷凍庫へ入れ、机の上や流し台などを消毒しつつ、床は丁寧に掃除機をかけて作業を完了しました。








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テーマ : ジビエ
ジャンル : グルメ

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